生え変わりの時期の歯磨きについて

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 皆さんは、ご自分の歯が生え変わった頃のことを覚えていますか?私が覚えているのは、グラグラしていた前歯が舌で押したら取れてしまい、上の前歯が隙っ歯で間抜けな顔になってしまったことです。それ以降はそういうものだと思えたのですが、今考えると歯磨きが難しくなりました。乳歯が抜けたところの下から永久歯が生えてくるのですが、磨きやすい位置まで伸びてくるのに少し時間がかかるからです。

 

 歯の生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混在して歯磨きの難易度が上がります。乳歯用のハブラシは毛が短く、永久歯の溝に届きにくいために磨き残しが生じやすくなります。また、歯と歯の隙間も汚れが残りやすいため、デンタルフロスを補助として使うとよりキレイになります。

①歯間部にフロスを入れ、ノコギリを動かすように前後にスライドさせつつ下す

②歯の軸に合わせて上下に動かす

③歯茎に触れないように注意

これらの他に、タフトブラシなどを使うのも良いでしょう。特に6歳臼歯は乳歯列の一番奥に生えてきますし、最初の頃は乳歯よりも低い位置に出てきますので、通常のハブラシでは上手に磨けないこともあるからです。

 

 生えたての永久歯は酸に弱いため、フッ素配合の歯磨き粉を使うことで虫歯を日頃から予防しましょう。永久歯を守って、ずっと自分で噛めるお口を守りましょう。

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