痛くない虫歯、放っておいたらどうなる?①

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先日、友人が相談してきました。

「歯に穴が開いてるんだけど、痛くないんだよね。放置してもいい?」

答えは簡単ですね。放置してはいけません!

今回は、虫歯の重症度合いについての説明をします。皆さんが自身で気づくような虫歯はどんな状態なのでしょうか。

【目で見る虫歯の重症度合い】

軽度

・歯の表面が擦りガラス状に白い

・奥歯の咬み合わせ面に少し色がついている

中等度

・歯の表面がザラザラしたり、一部欠けている

・歯を見た時に中が少し色づいているのが透けて見える

・穴が開いているが硬い

重度

・歯の一部または大部分が欠けている

・歯を見た時に中が黒いのが透けて見える

・穴が開いている部分がグズグズしている、柔らかい

・歯の上部が無くなり根っこだけになっている

上記のように、目で見るだけでも虫歯の重症度合いが違うのですが、いざ判断しようとすると家の明かりではお口の中は良く見えませんし、特に奥歯や上の歯の裏側などは自分で見ることは困難です。また、重症度に関わらずに痛みが出ないケースは多いため、放置してしまうことでさらに悪化したり、残せる歯をみすみす失ってしまうことにも繋がります。治療をするにも虫歯のチェックを受けるにも、早め早めの受診をお勧めします。


佐野歯科・矯正歯科医院

副院長 関川 奈都貴

~プロフィール~

  • 2005年 日本歯科大学 新潟歯学部卒業
  • 2005年4月~2015年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部歯科矯正学講座 勤務
  • 2015年4月 佐野歯科医院 勤務
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