2026/05/19

前回、子供からマウスピース矯正で治療はできるのかどうかというお話をしました。結論から言えば、出来る状態の歯並びと、出来ない状態の歯並びがあるため開始時期が重要です。
また、マウスピース矯正と言いますが、マウスピースには種類があり、それぞれによってどこまで歯が動くのかは異なります。
【歯ぎしり・食いしばり用】
・主に大人の方が使用するマウスピース
・基本的には就寝時に使用する
・硬い素材のものと柔らかい素材のものがある
・定期的な作り直しが必要
・保険適用
【スポーツ用】
・スポーツ中の事故防止のためのもの
・カラフルなものもある
・自分で作るタイプもある
・自由診療
【顎関節症用】
・顎関節の治療に用いる
・ケースによっては日中も使用(基本夜間使用)
・硬い素材のものと柔らかい素材のものがある
・定期的な作り直しが必要
・保険適用
【受け口の治療用】
・小児で5歳頃~使用可能
・軽度の受け口の治療に用いる
・夜間使用
・硬い素材のものと柔らかい素材のものがある
・筋肉の機能を利用した治療法で、歯並びは変わらない
・自由診療
【噛み合わせの治療用】
・咬み合わせが深い場合に用いる
・夜間使用
・硬い素材のものと柔らかい素材のものがある
・軽度な凸凹は治ることもあるが、細かい歯の調整はできない
・自由診療
【歯並びの治療用】
・凸凹、軽度の出っ歯や受け口に用いる
・歯並びを整えるために何個も使う必要がある
・一日中使用する必要がある
・硬い素材のものと柔らかい素材のものがある
・途中で作り直しが必要になることもある
・永久歯をコントロールするので乳歯には向いていない
・自由診療
いかがでしたか?これほど種類のあるマウスピースですが、保険適用は歯ぎしり・食いしばりと顎関節症のみとなります。マウスピースでの矯正は楽そうに思えるかもしれませんが、一日中の装着が必要になります。セルフコントロールできる方にはとてもお勧めですが、お子様に使いたいとお考えの方は、お子様の性格なども考えたうえでご検討ください。
