2026/05/10
まだ大人の歯が生えていない状態でも、すでに歯並びが悪くなっていたり噛み合わせがずれているお子さんがいらっしゃいます。また、子供の頃は歯並びが良かったのにだんだん悪くなっていく方もいらっしゃいます。
今日は、乳歯列期(まだ大人の歯が一本も生えていない歯並び)の段階から矯正治療をするか否かについてお話しします。
矯正をした方が良いケース
・顎の偏位(ズレ)
・反対咬合(3歳以降)
矯正が勧められるケース
・凸凹が多い
・噛み合わせが深すぎる
・指しゃぶりがある
まだ矯正をしない方が良いケース
・少し歯と歯の間に隙間がある
・ごく軽度の凸凹がある
顎の曲がりや噛み合わせが逆になっている症例では、早めの介入がその後のお顔の正常な発達を促します。ただし、年齢や理解度によってそのお子さん自体が矯正治療を受けられないケースもあります。
指しゃぶりなどの習癖があって歯並びが崩れている場合は、その悪い癖を取り除くための矯正を行うことがお勧めです。また、凸凹が多い場合も習癖の除去で改善する場合があります。
噛み合わせの深すぎるタイプは下顎の成長が抑制されるため、早めにそのロックを外してあげることで下顎の前方への成長が促せます。そのことから、あまりに深い噛み合わせの場合は早期介入が望まれます。大人になってからの矯正治療は可能ですが、難易度が上がります。
逆に、少し隙間があるタイプや軽度の凸凹があるタイプは、今後良い歯並びになる確率が高いため、まだ矯正治療は始めない方が良いでしょう。
矯正治療をいつから始めるかは患者さんによって違いますが、お口の中のことで気になるところがありましたら専門家にご相談ください。当院では矯正専門の歯科医師が診察させていただきます。
