2026/04/13
“移植”と聞くと、腎臓や角膜などの大手術を思い浮かべる方が殆どだと思いますが、実は歯科の世界でもあります。
ご自身の歯を、他の場所に植え替える・・・「自家歯牙移植(じかしがいしょく)」と呼ばれる方法です。
本来、「移植」というと他の人から臓器を提供されておこなうイメージがありますが、歯の場合はご自分の歯でおこないます。医科の移植では健康な組織や器官をドナーとなる人から持ってきますが、歯の場合は自分の歯の中でも機能していないものを使います。
歯の移植をおこなう理由
①虫歯で歯を失ってしまった
②歯周病で歯を失ってしまった
③事故やケガで歯を失ってしまった
以上の3つの問題は、ブリッジにしたりインプラントを埋入したり、または部分入れ歯を用いることで解決可能ではあるのですが、これらの他に治療の選択肢のひとつとして移植があります。では、移植とはどのようにするのでしょうか。また、移植が出来ないケースがあるのでしょうか。
自家歯牙移植のメリット
・自分の歯を利用できる
・親知らずなどの現在役に立っていない歯を活用できる
・噛み合わせた感覚が自然に近い
・保険適用となるケースがあり、インプラントと比べて安価
自家歯牙移植のデメリット
・移植できる歯が必要
・高齢者や幼児には適用が難しい
・高度な技術が必要
・骨の状態によっては移植できないこともある
・移植後の歯の寿命は様々
・抜歯と移植あわせて二回手術が必要
