2026/10/22

虫歯になっていないかの確認や、親知らずの位置確認
インプラントを植える位置の骨の量を調べるなど
レントゲンは様々な検査で重要な役割を果たします。
しかし、気になるのが放射線被ばく量。
どのくらいの量なのか、体に影響はないのかを見ていきましょう。
🦷 被ばく量について
- デンタル1枚:0.001mSv → 自然放射線の1日分未満
- パノラマ:0.014〜0.024mSv → 約3日分
- CBCT(小照射野):約0.084mSv → 約2週間分
自然界からは 年間約2.1〜2.4mSv を浴びており、 1日あたり約0.007mSv が体に入っています。
つまり、歯科レントゲンは 日常生活の延長線上にあるごく小さな量 です。
🌏 自然界からの放射線と比較するとどう安全なのか
自然放射線は、
- 地面・岩石に含まれる放射性物質
- 宇宙から降り注ぐ宇宙線
- 食べ物に含まれる自然の放射性物質
などから、毎日必ず浴びています。
● 自然放射線(1日あたり)
約 6.6µSv
● 歯科レントゲンの被ばく量
- デンタル1枚:0.001mSv → 自然放射線の1日分未満
- パノラマ:0.014〜0.024mSv → 約3日分
- CBCT(小照射野):約0.084mSv → 約2週間分
● 他の身近な被ばく量
- 胸部X線:0.02〜0.05mSv(歯科より多い)
- 東京〜ニューヨーク往復の飛行機:0.1〜0.2mSv(CBCTより多い)
こうして比べると、歯科レントゲンが 非常に小さな線量 であることがわかります。
🔍 なぜ歯科でレントゲンが必要なのか
肉眼では見えない情報を得るために、レントゲンは欠かせません。
撮らないリスクの方が高くなります。
● レントゲンでしか見えないもの
- 歯と歯の間のむし歯(隣接面う蝕)
- 歯根の先の炎症(根尖病変)
- 歯周病による骨の吸収
- 親知らずの位置・神経との距離
- 歯の破折
- 埋伏歯や嚢胞
これらは見逃すと進行し、痛み・腫れ・抜歯・高額治療につながるため、 必要なタイミングでのレントゲンは“予防医療”そのものです。
🛡 なぜ安全なのか
- 照射範囲が非常に狭い(口周囲のみ)
- デジタル化で線量が大幅に低減(最大90%減)
- 高感度センサーで少ない線量でも鮮明に撮影できる
- 矩形絞りで必要最小限の範囲だけ照射
国際的にも、歯科レントゲンは 妊娠中でも安全 と評価されています。 (照射方向が腹部から離れており、胎児への線量は極めて小さいため)
まとめ
- 歯科レントゲンの被ばく量は 自然界の数日分〜2週間分程度
- 日常生活で浴びている放射線と同じレベルで、安全性が確立されている
- むし歯・歯周病・根の病気の早期発見に不可欠
- 撮らないことのリスクの方が大きい
- 最新のデジタル機器は 線量が非常に少ない
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