歯医者さんとの付き合い方

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 ちょっと偉そうな題名になってしまいましたが、今日は歯医者が怖くて仕方ない、もしくは言いたいのに希望が言えない方に向けての文章です。

 

歯医者は怖いものというイメージは、最近ではだいぶ改善してきていると思います。病院らしくないキレイでおしゃれな外観。明るくて温かい印象の内装。優しい歯科衛生士さん。そして穏やかな先生!

 

一昔前ですと、「父性」というものが良いとされ、患者は無知なものなので父親のような堂々とした態度で接するべきという教えがあったようですが、現代は「共感」「同意」「傾聴」が重視されています。最近の先生は殆どその3つを叩き込まれていますので、初めて行く歯医者さんでもそこまでの圧迫感は無いと思います。また、開かれた質問をするよう教えられていますので、患者さんがどこを気にしているのかをまず聞こうとします。

 

次に、技術の進歩です。近年、個人の技術力をカバーするために優秀な器具が開発されています。麻酔注射も痛みが少なくなるように機械で刺入後の薬液注入速度が制御されたものがありますし、口の中に入る道具も小型化されていってます。虫歯の治療にレーザーが使えたり、新しい治療法が出てきていることも昔と比べれば素晴らしい変化です。

 

さて、歯医者さんが怖い方にも、先生に悪いかなと思って言いたいことが言えない方にも、参考にしていただけたら嬉しいと思うことがあります。それは、歯医者も同じ人間ですので、怖ければ怖いことを、気になれば気になったことを言ってほしいということです。そりゃあ「先生の治療は痛い」と言われればショックですが、次はいかに痛くしないようにすれば良いかと考えるきっかけになりますし、他の方にも我慢をさせていたのだと知ることにもなります。また、痛みの少ない治療が出来るように器具をそろえる契機になるかもしれません。怖い場合は、もう少し治療の進め方に時間をかけて(もしくは滞在時間を短くして)安心していただけるようにするでしょう。希望を伝えた方が、お互いのためになりますよ!

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