2021/12/21
初めて歯医者さんに来られるちいさなお子さんにとって、歯科医院の機械や診察台は興味深いものや、何に使うか分からない恐ろしいようなものがたくさんです。
今日も、どんな機械や道具があるのか見ていきましょう。
エアータービンと呼ばれる回転切削器具は、虫歯を取り除いたり、咬み合わせを調整するために使います。診療台（歯科用ユニット）についている装置の一つです。ヘッド部分にはバーと呼ばれる削るための小さな棒を差し込むのですが、このバーの先端についているのが工業用のダイアモンドです。世界一固い石と言われるダイアモンドを使わないと、歯がキレイに削れないのです。回転数は、なんと30万～50万回転/分！！物凄い速さですよね。
次に、ハンドピースです。こちらはエアータービンよりも回転数が遅いもので、おおよそ100～4万回転/分と幅が大きいです。エナメル質よりずっと柔らかい象牙質を削ったり、入れ歯の調整や銀歯の調整・研磨に適しています。