骨格性下顎前突症について

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 下顎前突(受け口)について、皆さんはどのような状態かご存知でしょうか?

下顎前突とは、下顎が上顎よりも前方に位置することを指します。

より細かく見ると、歯だけに問題があるパターンと、骨格に問題があるパターンに分かれます。

今日は、骨格性下顎前突症について見ていきましょう。

 

【骨格性下顎前突症の特徴】

・横顔は三日月様を呈している。

・上顎骨が下顎骨よりも前方位を取る。

・上の前歯が唇側に傾斜し、下の前歯が舌側に傾斜している。

・上顎骨が劣成長である。

・下顎骨が過成長である。

・上顎骨の劣成長と下顎骨の過成長が併発している。

 

 治療法としては、歯並びを矯正しただけでは十分な結果が得られず、

手術を併用した外科的矯正治療が必要です。

その場合、顎変形症の治療となり、保険適用になります。

上の写真は骨格性下顎前突の傾向がありますが、

軽度の患者さんです。手術をするかどうかは顔貌を改善したいかどうかもポイントになります。

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