インプラント矯正ってなに?

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 インプラントというワードは皆さんがご存知だと思います。顎の骨にネジを埋めて歯の代わりにする治療法ですね。インプラントには他にも種類があり、その中でも矯正治療に関係してくるのが「インプラントアンカー」や「アンカースクリュー」と呼ばれる小さなネジです。最近では“インプラント矯正”という名前で認識されてきています。

 

今日は、インプラント矯正についてお話しします。

 

インプラント矯正とは、「歯科矯正用アンカースクリュー」と言う小さなネジを、歯ぐきの骨の部分に埋入し、歯を動かす時の固定源として用いる方法です。「インプラント」という名称がついていますが、歯がなくなった後に歯の代わりとして埋め込む「デンタルインプラント」とはまったく異なるものです。特に咬合には関係しませんし、上に被せ物をすることもありません。デンタルインプラントのように大きくなく、直径は1.42㎜前後、長さは615mmぐらいのチタン合金製の小さなネジで、矯正治療が終わったら抜きます。

 

【歯科矯正用アンカースクリューの埋入手順】

・埋入したい場所に麻酔をします。

・矯正用アンカースクリューを専用の道具で埋入します。

・埋入術にかかる時間は5~10分です。

・矯正治療中でも必要がなくなれば撤去します。

・撤去時は無麻酔でもできます。やはり5~10分ほどです。

 

 通常のデンタルインプラントなら術式に1時間はかかりますし、被せ物の準備など合わせると3か月ほど必要になりますが、アンカースクリューの場合は埋入したその日から矯正治療に用いることができます。

 

 明日は、矯正用アンカースクリューを用いた場合のメリットについてお話しします。

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