学校検診について②

そろそろ学校検診の紙をもらってきた、というお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。今日は、学校検診で歯科医師が歯科衛生士に伝える記号についての説明をします。

【歯科検診の記号】

「シャセン」:健全歯のことを指す。虫歯がないということ。

「C」:虫歯のことを指す。特に、治療の必要な歯のこと。

「〇」:処置歯のことを指す。過去に虫歯で治療を受けた歯のこと。

「△」:喪失歯を指す。永久歯で虫歯により喪失したもの。

外傷や、矯正のための抜歯は含めない。

「×」:要注意乳歯を指す。抜ける時期を過ぎても残っている乳歯など。

「CO」:要観察歯を指す。虫歯の穴は認められないが、初期虫歯の兆候が認められるもの。

歯の咬み合わせの面にある溝や、他の面の褐色斑、白斑、白濁など。

 お子さんたちは口を大きく開けて、見えやすいようにしてくださいね。そうでないと歯科医院と違って見えにくい環境でのチェックですから、虫歯を見落としたり、虫歯でない歯を虫歯だとチェックしたりしてしまいます。あくまでも学校での検診ですので、結果に一喜一憂しないでくださいね☆定期的に歯科医院へ行って、お口の健康を保ちましょう!


佐野歯科・矯正歯科医院
副院長 関川 奈都貴

~プロフィール~

2005年 日本歯科大学 新潟歯学部卒業

2005年4月~2015年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部歯科矯正学講座 勤務

2015年4月 佐野歯科医院 勤務

Web予約