歯並びが悪いと舌がんになってしまうのか | 佐野歯科・矯正歯科医院 | テレビで取り上げられた歯並びと舌がんについて

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テレビかSNSで話題になったようですが

「歯並びが悪いと舌がんになるのですか」

と周囲に聞かれたのでお話ししたいと思います。

 

結論から言えば

「なる人はなるし、ならない人はならない」

という何ともな回答になるのですが、詳しくお話しするならば

歯並びの悪さが舌を傷つけるようなものかどうか

に影響されます。

これは歯並びに限ったことではありません。

 

例えば詰め物や被せ物をして、その一部が尖っていたとします。

毎日毎日、舌が動くたびにそこにすれてしまったりすると

いずれ”がん化”することもあり得ます。

入れ歯でも同様ですが、いつも同じ場所が擦れて刺激を受け続けると

その刺激に対して傷だけでなくがん細胞が出来てしまうことがあるのです。

過去の記事にも書いていますが、気になるのであれば我慢せず放置しないで

早めに歯科医院へおいでいただく方が良いでしょう。

 

過去の論文を調べたところ、下顎の大臼歯が内側へ倒れこんでいるケースで舌がんが多いようです。若年者(20~30代)を対象にした研究論文ではほとんどの症例で下顎大臼歯の内側傾斜を認めていました。

若年成人における舌癌の促進因子に関する臨床研究;木村幸典ほか;頭頚部癌学会誌第15巻第2号.P197-201.1989年