2025/05/22

妊娠中、つわりや体調不良で色々なことができなくなります。歯磨きもその一つで、お口の中に歯ブラシを入れる感覚が苦手になるケースもあります。または悪心でなかなか歯磨きできなかったり、歯磨き粉の匂いがダメだったり。
今日は、そんな妊娠中のお口のケアについてです。
【妊娠初期】
つわりが酷いとき・・・ハブラシを無理に口に入れず、洗口剤ですすぎます。
体調が良いときや気分が良いときを狙ってハミガキをしましょう。
歯ブラシのヘッドは小さめのものを使うと気持ちが悪くなりにくいですよ。
【安定期】
「マタニティ歯科検診」を受けましょう。
ホルモンバランスの崩れによりトラブルが起きやすくなっていることがあります。
歯茎の腫れや出血、虫歯による痛みなどがある場合は、安定期のうちに治療しましょう。
(一番良いのは妊娠するよりも前に虫歯や歯周病の治療が終わっていることです。)
【妊娠後期】
強い痛みなど、緊急性のない歯科治療は、出産を終えてからが良いでしょう。
妊娠後期には正しい磨き方で、ハミガキを丁寧に行いましょう。
この他に親知らずが腫れてしまうケースがあるかと思います。しかし妊娠中は外科的な治療を避けることが殆どですので、妊娠中の抜歯はほぼ行いません。親知らずの抜歯などは妊娠前に済ませてしまいましょう。抜歯しなくとも腫れている場合は抗菌剤と痛み止めを服用してもらうため、胎児への影響を避けるのであれば妊娠中になるべくそのような状態にならないよう、常日頃気をつけておきたいですね。新潟市は妊婦歯科検診があります。ぜひご利用ください。