飲み物で歯が溶ける?~酸蝕症について~② | 佐野歯科・矯正歯科医院 | 飲み物と歯

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前回は酸蝕症になる原因について触れましたね。今回は虫歯との違いと予防法などについてです。

🦷 虫歯との違い(重要ポイント)

項目酸蝕症虫歯
原因飲食物の酸・胃酸細菌が産生する酸
細菌の関与なしあり
発生部位歯面全体に広範囲溝・歯間など局所
見た目透明化・つるつる黒い穴・白斑

🛡 予防方法(臨床的に重要)

摂り方の工夫

  • 酸性飲料はダラダラ飲みしない
  • ストローで飲む

歯磨きのタイミング

  • 酸に触れた直後はエナメル質が軟化 → 30〜60分待ってから歯磨きする (Attinらの研究で推奨)

再石灰化の促進

  • フッ素配合歯磨剤
  • キシリトールガムで唾液分泌を促す

生活習慣の改善

  • 逆流性食道炎がある場合は治療を行う (胃酸逆流は強い酸蝕リスク)

🩺 治療(進行度別)

初期(エナメル質の軟化・軽度の知覚過敏)

  • フッ素塗布
  • 再石灰化を促す生活指導

中期(エナメル質の消失)

  • コンポジットレジン修復

重度(象牙質露出・形態変化)

  • 詰め物・被せ物
  • 咬耗が強い場合はマウスピース

📌 まとめ

  • 酸蝕症は酸が直接歯を溶かす疾患で、虫歯とはメカニズムが異なる
  • 原因は飲食物の酸・胃酸逆流・唾液減少
  • 症状は透明化・つるつる・黄ばみ・知覚過敏
  • 摂り方の工夫・フッ素・唾液の維持が予防の鍵
  • 進行すると不可逆的で、修復治療が必要になる

いかがでしたか?逆流性食道炎と違ってコントロールしやすい飲み物は、摂り方を工夫して酸蝕症を防ぎましょう!