2026/09/01

テレビやインターネットで 歯周病に関する広告を見たことがありますか?
「歯周病にはコレさえあれば大丈夫!」という趣旨の文言です。
このような広告は誤解を招くことが多いです。
はっきり言うと、そんなものはありません。
これまでに佐野歯科・矯正歯科医院のブログを読んだ方はご存知でしょう。
原因は多様で、正確な評価が欠かせません。環境要因、生活習慣、遺伝的要素などが複合して作用し、個々のケースで対処法が異なります。早期の把握と原因の特定は、効果的な介入の基本です。
正しい対応には専門家の診断と継続的なケアが求められます。特に歯周病に関する理解を深め、生活習慣の改善や適切な口腔ケアを組み合わせることが重要です。患者ごとにリスクを評価し、現状に合わせた計画を立てましょう。
適切な対策を続けるには、定期的な検診と自己管理が不可欠です。専門家の指示に従い、個別の状況に応じた長期的なケアを実践してください。
簡単に言えば、歯周病および口臭は患者さん本人と細菌と環境が引き起こす問題です。
【歯周病の要因】
・患者自身の病気などへの抵抗力
・唾液量
・緩衝能(口の中のpHを元に戻すチカラ)
・呼吸法(鼻か口か)
・細菌の種類
・細菌の量
・ストレス
まだまだありますが、これらが複雑に絡み合った結果起こるのが歯周病や口臭です。それをただ一つのアイテムで治すことが出来るでしょうか?運よく原因と対処方法がマッチすれば良いですが、基本的に広告で紹介されているのは炭の脱臭効果だったり、歯茎の引き締め効果が見込めるものです。これらは特定の菌に対して効果を発揮するのではなく、対症療法と呼ばれるものです。臭いから匂いを消す。歯茎から血が出るのを止めたいから血管を収縮させる。しかし匂いのもとや出血の原因になっている細菌や口の中の状態は変わらない。厳しい言い方をすれば、根本的な解決には至らないのです。
まず、歯周病かどうかを知るためには歯医者に行くことが大切です。また、歯周病と分かったらどのように対処したらいいかを一緒にみていきましょう。
そして、一番重要なことなのですが、歯周病は一度治療したからと言って治るものではありません。いつでも再発します。歯周病は、再発させないことが何よりも重要なのです。
歯医者に行くのは勇気のいることかもしれません。でも、効くかどうか分からない民間療法や商品で対処するより、専門家にしっかり診てもらうことで、正しいケアを身に着けませんか?
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