上手な歯磨き粉の使い方

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 昨日は歯磨き粉の成分について少しだけお話ししました。今日はもう少し深く掘り下げて、どのようにすると効果的に歯磨き粉が使えるのかをお話しします。

 

 歯磨き粉の中に主に含まれる成分は、

清掃剤無水ケイ酸、リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム …

発泡剤:主にラウリル硫酸ナトリウム

湿潤剤グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール …

粘結剤アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、カラギーナン …

香味剤サッカリンナトリウム、メントール、ミント類 …

これらのほかにフッ素と保存料があります。歯を磨く際に泡立ちが良すぎると、磨いた気になって磨き残しができるため、あまり泡立ちの多くない歯磨き粉がお薦めです。また、フッ素の濃度が濃い方が虫歯予防効果が期待できます。高濃度のものだと1450ppmが最高ですが、6歳までのお子さんは1000ppm以下にしてください。

 

効果的な歯磨き粉の使用方法

①歯ブラシに歯磨き粉をつける

②歯磨き粉を歯面全体に広げる

歯磨きを吐き出す

④少量(片手で掬える程度)の水を口に含む

⑥うがいは1回 ぶくぶくうがいをする

 

実は、ハミガキをさっとしただけでは有効成分はすぐにうがいで洗い流されてしまいます。特にホワイトニング効果や虫歯予防、再石灰化を狙うのであれば、まずは一度丁寧に磨いた後で、うがいをし、それから歯磨き粉を歯全体に塗り広げるようにして時間を2~3分おいてから軽く一度だけ口をゆすぐと効果的ですよ。

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