インプラント矯正のリスク

  • HOME
  • News
  • インプラント矯正のリスク

 今日は、インプラント矯正(矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療)のリスク・デメリットについてお話しします。

 

【揺れたり、抜けることがあります】

 アンカースクリューは骨に直接ネジを埋めますが、患者さんの骨のタイプや歯茎の炎症、埋入場所によって揺れが生じたり、抜けてしまうことがあります。その場合は少しずれた位置に埋め直しますが、それでもうまくいかないケースもあります。

 

【周囲の歯茎の腫れや痛みなど】

アンカースクリューを埋入した後、もしも感染が起きてしまうと腫れや痛みが出てきます。通常、埋入後は抗生剤を服用してもらいます。しかし、なんらかの原因で感染が起きたり、常に汚れがついているようだと感染が起きることがあります。

 

【アンカースクリューが折れることがあります】

金属で出来ていますが、それでも折れることがあります。途中で折れてしまうと、ネジを取り切るのに周囲の骨を削る必要がある場合もあります。

 

【歯根を傷つける恐れがあります】

 顎の骨に埋める際に、近くの歯根を傷つけてしまう可能性があります。始めにレントゲンを撮ることで、埋入可能な場所を探しますが、ケースによっては歯と歯の間の狭い部分に埋入しなければいけないこともあります。その際に、スクリュー部分で歯根を傷つけてしまう恐れがあります。

 

【骨、歯茎が増殖することもある】

 アンカースクリューを埋入した部位の骨や粘膜、歯茎が盛り上がることがあります。生体が反応することによります。

 

【埋入可能な年齢がある】

 成人であれば問題ありませんが、成長が残っている場合ですとお勧めできません。日本矯正歯科学会のガイドラインでは脱落率が高いことを注意しています。

Web予約