学校検診でのチェック項目③

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 学校検診の紙をもらってきた、というお子さんも多いのではないでしょうか。今日は、学校検診の中でも「特に注意を要する歯列・咬合」の説明をします。

 

・反対咬合

 歯が3本以上逆の咬み合わせになっている

 

・上顎前突

 噛み合わせた状態で真横から見て、上の前歯が下の前歯よりも8mm以上前方にある

 

・開咬

 上下の前歯の垂直的な距離が6mm以上開いている

 

・叢生

 隣り合った歯が、一本一本の歯の幅の1/4以上重なり合っている

 

・正中離開

 上顎の前歯の真ん中が6mm以上開いている

 

・過蓋咬合

 咬み合わせが深く、上下の歯を咬み合わせた状態だと下の前歯が見えない

 

・交叉咬合

 咬み合わせた時に上下の顎が左右にズレている

 

 

 これらの他にも、鋏状咬合(すれ違い咬合)や1歯のみの著しい異常でも要精査になります。上記の不正咬合は、放っておいても自然には治らず、専門家の受診が推奨されます。

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