2021/09/14
皆さんは、レーザーと聞くと何を思い浮かぶでしょうか?光のビームなどで焼くイメージでしょうか?
歯科医院で使われるレーザーは、光の熱によって焼くことができます。また、蒸散させることで、虫歯をとることもできます。ただ、レーザーにもいろいろな種類があります。
- 軟組織メインつまり歯茎や舌などに用いるタイプ
- 硬組織メインつまり歯や骨などに用いるタイプ
ここでは、レーザーを総合的に解説してみたいと思います。
軟組織メインの歯科用レーザーでは、歯茎が腫れてそこを切開する場合に使われたり、歯の神経の治療、歯石を除去したり、口内炎の治療にも使われます。
硬組織メインの歯科用レーザーでは、知覚過敏、虫歯の治療などにも使われます。
レーザーでの治療は痛みが全くないということはありませんが、虫歯の治療のキュイーンという音や振動が苦手な方には有効です。また、従来の電気メスに比べ治療の後の痛みが少なく傷の治りも早いと言われています。
補足として、レーザーにも種類がありますので、レーザーが設置されているところでもすべてが行えるとは限りません。かかりつけの先生に聞いてみてください。
因みに佐野歯科医院ではソフトレーザーという口内炎の治療に使うものがあります。難治性口内炎も、ソフトレーザーを当てることで治癒を促すことが出来ます。