タバコとおくちの関係

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 タバコは良くないと聞きますよね。体に良くないことは何となく分かっていても、どう良くないのかは詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?

 今日は、タバコがおくちに及ぼす害についてお話しします。

  まず、喫煙(タバコを吸うこと)は、色々な物質を含んだ熱い空気が口の中に入ってきます。そして、その熱い空気が肺や咽頭部へと移動していきます。タバコの煙はその温度だけでなんと900℃近くあるのです。通常私たちが食事をする際にお口の中に入ってくる熱いものと言えば80℃以下が殆どです。すると、粘膜がダメージを受けることが分かりやすいと思います。紙巻タバコではこの熱による害がすぐに想像できることでしょう。

  タバコが及ぼす健康への悪影響はたくさんありますが、今回はおくちに限ってお話をします。

①歯が黄ばむ

②歯石が付きやすくなる

③歯茎が黒くなる

④歯周病リスクが上がる

⑤口腔がんリスクが上がる

⑥口臭が強くなる

いかがでしょうか。上記の項目だけでも遠慮したいものです。更に、歯を抜いたり歯茎の手術をしたときにタバコを吸っていると、傷の治りが悪くなります。これは、喫煙することにより毛細血管が収縮し、血流が悪くなることが原因の一つです。また、矯正治療中も同様に歯の動きが悪くなります。

  明日は、新型タバコについてお話しします。

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