噛み合わせがずれている・・・交叉咬合(こうさこうごう)について

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噛み合わせがずれていることは、なかなか気づかないと思います。ずれは大抵奥歯の方でよく見ると分かるようになっていますが、お子様の仕上げ磨きをする時ですら気づくのが難しい不正咬合です。 噛み合わせのズレは交叉咬合(こうさこうごう)と言うのですが、歯が交叉していることを指しています。自分で確認するには、「イ」の口にしながら口の横を引っ張ります。上の奥歯に対して下の奥歯が内側に位置していれば正常ですが、左右で片方の広範囲が逆の噛み合わせになっていると交叉咬合です。

では、噛み合わせのズレがあるとどうなるのでしょうか?小さい頃からズレていると、その噛み合わせのまま成長した場合に顔が曲がってしまう可能性があります。特に、身長が伸びる時期に合わせて下顎が成長するので、それまでに治せるのであれば治した方が良いでしょう。学校の歯科検診で指摘されることもありますが、体育館などで照明も暗い中で見ると分かりにくいため、見落とされるケースもあります。成長期でどんどん顔が曲がってしまうという事態を避けるためにも、小さい頃からお近くの歯医者さんに歯の生え変わりや噛み合わせを見守ってもらいましょう。

ちなみに、悪い癖のせいで顎が曲がることもあります!頬杖はその最たるものなので、頬杖をする癖がある人はすぐやめましょう。

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