入れ歯で食事する際のコツ | 佐野歯科・矯正歯科医院 | News, ブログ, 入れ歯 2025

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 入れ歯をお使いの方で、なかなか食事が楽しめないという方がいらっしゃいます。まるでご自身の歯のように使えている方も居れば、なかなかなじめない方もいらっしゃることでしょう。特に、入れ歯が合わなかったり、痛みがあったりすると、食事を美味しく味わって食べることが出来ずに食欲がなくなったり栄養不足の原因にもなりかねません。

 入れ歯のトラブルとして、よく外れる、という方がいらっしゃいます。入れ歯が外れやすいとよく噛んで食べられません。小さな部分入れ歯では、外れてしまうとうっかり飲み込んでしまう事故にもつながるため、早めに受診して調整してもらいましょう。

 よく噛めないという方は、これまでのご自身の歯と違う素材ですので、噛みやすいように食事も工夫すると食べやすくなります。

【入れ歯でも食べやすくするための工夫】

①食材の大きさ

 小さめに切ったり隠し包丁を入れたりして噛み切りやすくなる工夫を。

 ただし、薄すぎるとかえって噛み切りにくくなります。

 また、みじん切りなど細かすぎるのも、口の中でまとまらず飲み込みにくくなったり、

 入れ歯と粘膜の間に入り込んだりするので不向きです。

②食べ物の硬さ

 総入れ歯では硬いものを前歯で噛むと外れやすくなり、粘膜も傷つきやすくなるので、

 噛み切りやすい硬さに煮るなど工夫します。

③食べ物の温度

 総入れ歯の場合は、上顎で温度を感じにくくなっています。

 熱すぎる食べ物はやけどしやすくなるので、温度には注意しましょう。

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