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 歯の種類は2つあり、乳歯(子供の歯)と永久歯(大人の歯)に分かれているのはご存知ですね?乳歯は2歳~2歳半ごろに生えそろいます。顎の成長もあるため、永久歯に生え変わるまでにお口の中の状態は変わっていきますが、キレイな歯並びになるために必要なものは何でしょう?

 答えは、隙間です。乳歯が健康な状態で、歯と歯の隙間が開いていることが大人の歯並びがキレイになるための鍵なのです。

 永久歯は、乳歯よりも大きいサイズで生えてくる部分があるため、子供の歯並びの時期に隙間が開いていないと生え変わりの時にスペースが足らなくなります。

 この大切な隙間を減らしてしまうのが虫歯と習癖です。虫歯で本来抜ける時期じゃないタイミングで乳歯を失ってしまうと、その後ろの歯が前方に傾いてきてしまい、今後生えてくる永久歯のスペースを奪ってしまいます。また、指しゃぶりなどの習癖は頬の筋肉が内側に向かって圧をかけるため、もともとあった隙間を埋めて歯列を狭くしてしまいます。指しゃぶりをやめさせるためにおしゃぶりを与える方もいらっしゃいますが、実はそれもあまりよくないことが近年分かってきています。代わりのものを与えるのではなく、卒業できると一番いいですよね!お勧めの本が「ゆびたこ」です。

 子供は3歳ごろに自我が独立すると言われていますが、それまでの虫歯予防は食生活と親によるブラッシングが中心となります。その後は本人もハミガキをやり始めるようになりますが、まだまだ親の管理が必要です。子供の頃の歯をキレイに保つことで、将来的にもキレイな永久歯・歯並びを手に入れましょう!