夏にできる口内炎について

  • HOME
  • News
  • 夏にできる口内炎について

 お口の中にできて、痛くてしみる口内炎

 歯医者さんに行けば大丈夫かと思いきや、そうではない場合もあります。特に、夏にできる口内炎にはご用心!

【口内炎ができる病気】

・プール熱

・ヘルパンギーナ

・手足口病

 この3つの病気の違いについてはキッズドクターで開設されています。

 プール熱(咽頭結膜熱)は、アデノウイルスによって引き起こされる感染症で、口内炎を伴うことがあります。特に、ヘルパンギーナや手足口病など、夏に流行する他のウイルス性感染症でも口内炎がみられることがあります。これらの病気では、口の中の粘膜に水疱や発疹ができ、それが破れて口内炎となることがあります。口内炎は痛みを伴うため、食事や水分を摂るのが困難になる場合があります。

【プール熱(咽頭結膜熱)と口内炎】

  • アデノウイルスによる感染症で、高熱、結膜炎、咽頭炎などの症状を引き起こします。
  • 口内炎は、喉の痛みとともに、口の中の粘膜に水疱や発疹ができて、それが破れてできることがあります。
  • 口内炎は痛みを伴うため、食事や水分を摂るのが困難になることがあります。
  • 特に乳幼児の場合、口内炎による痛みが原因でよだれが多くなったり食欲が落ちたりすることも。
  • プール熱の治療は、対症療法が中心で、水分補給や解熱鎮痛剤などが用いられます。
  • 口内炎の痛みが強い場合は歯科医師に相談し、レーザー治療や塗り薬を処方してもらいましょう。

【ヘルパンギーナ】

  • ヘルパンギーナも、夏に流行するウイルス性の感染症で、口内炎を伴うことがあります。
  • ヘルパンギーナでは、喉の奥に水疱や潰瘍ができ、それが破れて口内炎となります。

【手足口病】

  • 手足口病では、手のひら、足の裏、口の中などに水疱や発疹ができます。
  • これらの病気でも、口内炎による痛みから、食事や水分を摂るのが困難になることがあります。

【予防と注意点】

  • こまめな手洗い、うがい、アルコール消毒などが効果的です。
  • タオルの共用を避け、感染者との接触をできるだけ避けるようにしましょう。
  • 十分な休養をとり、免疫力を高めることが大切です。
  • 症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。