そのホワイトニング、本当に歯は白くなりますか?~プロケアとセルフケア~ | 佐野歯科・矯正歯科医院

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新年度が始まり、気持ちも新たに過ごしている方は多いと思います。ご自身の口元もきれいにして心機一転がんばりたいという方もいらっしゃいます。今日は、歯のホワイトニングについてです。

ホワイトニングは「薬剤で歯の内部の色素を化学的に分解して白くする」治療で、方法によって即効性・持続性・費用が大きく変わります。


1. ホワイトニングとは?

  • 薬剤(過酸化水素・過酸化尿素)を使って歯の内部の色素を分解し、歯そのものを白くする方法
  • 歯の表面の汚れを落とす「クリーニング」とは別物。
  • 歯を削らずに白くできるのが最大の特徴。

2. 歯が黄ばむ理由(知っておくと効果の理解が深まる)

外因性(表面の汚れ)

  • コーヒー・紅茶・赤ワイン
  • カレーなど色の濃い食べ物
  • タバコのヤニ
    ホワイトニング薬剤がよく効く領域

内因性(歯の内部の変色)

  • 加齢
  • 神経が死んだ歯
  • テトラサイクリン歯
    通常のホワイトニングでは効果が出にくい場合もある

3. ホワイトニングの種類(特徴が一目でわかる)

方法場所白くなる速さ持続性費用の目安向いている人
オフィスホワイトニング歯科医院◎(即効)3〜7万円早く白くしたい
ホームホワイトニング自宅△(ゆっくり)2〜3万円自然な白さ・長持ち重視
デュアルホワイトニング歯科+自宅5〜10万円しっかり白く&長持ち
セルフホワイトニングサロン等△(表面のみ)3千〜3万円とりあえず手軽に試したい

※セルフホワイトニングは漂白作用のある薬剤を使えないため、歯そのものは白くならない点に注意


4. どうして白くなるの?(仕組み)

  • 薬剤が分解 → 活性酸素が発生
  • 活性酸素が歯の色素(ステイン)を酸化分解して無色化
  • エナメル質の光の透過性が変わり、明るく見える

5. 効果はどれくらい続く?

  • オフィス:3〜6か月程度
  • ホーム:半年〜1年程度
  • どの方法でも色戻り防止のメンテナンスが必要(半年〜1年に1回)

6. 安全性とリスク

✔ 安全性

  • 適切な濃度で行えばエナメル質を傷めることはほぼない

✔ よくある副作用

  • 知覚過敏(しみる):一時的で数日以内に改善することが多い
  • 虫歯・歯周病がある場合は先に治療が必要

7. ホワイトニングが効かないケース

  • 詰め物・被せ物(人工歯) → 白くならない
  • 神経が死んだ歯 → 歯の神経の治療をした後に、専用の「ウォーキングブリーチ」が必要

8. 患者さんが選ぶときのポイント

  • 早く白くしたい → オフィス
  • 自然で長持ち → ホーム
  • 最強の白さ&持続 → デュアル
  • とりあえず試したい → セルフ(ただし漂白効果は弱い)