悪の権化、歯周病!③

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  歯周病って何が悪いの?歯茎から血が出るだけ??いいえ、歯周病は大変恐ろしい病気です。悪の権化と言っても過言ではありません。これまでに認知症と糖尿病に関係することをお話ししましたが、今日はこれから生まれてくる子供にも影響があることをお話しします。

 

 妊娠中はさまざまな体調の変化が起こります。お腹が大きくなるにつれて横になるのもつらくなりますし、歯科治療という体と心への負担があるものに対して身構えてしまうのもわかります。しかし、お腹の赤ちゃんを気遣うあまりに治療を受けずにいると、どんどん悪くなるのが歯周病です。しかもこの歯周病、母体だけではなく胎児に悪影響を与える恐れがあります。

 

『悪の権化、歯周病』の①と②を読まれた方はもうご存知でしょうが、歯周病菌による毒素は血液に乗って全身へと運ばれていきます。妊婦さんの場合、お腹にいる赤ちゃんにも毒素は届きます。その結果、早産や低体重児出産といった胎児や出産への悪影響を与える可能性があるのです。

 

まず歯周病にならないのが一番の理想ではありますが、なってしまったら仕方がないので治療を受けましょう。また、歯周病予防でおすすめのものがあります。つわりなどで思うようにハミガキが出来ないこともあると思いますので、以下のポイントを参考にしてください。

 

・体調が良いときにしっかり磨くようにしましょう。

・お口の中を潤すよう、水分をしっかり摂りましょう。

・安定期に歯科医院で歯石を取ってもらいましょう。

・うがい薬を上手に使いましょう。

 

 出産後もお口のケアは続けた方が良いので、体調や環境が落ち着いたら歯科医院へ行きましょう。

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