おくちのちから、弱っていませんか②

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歯科では、口腔機能低下症と口腔機能発達不全症という病名があります。昨日は口腔機能低下症の特徴や診断についてお話ししました。今日は、評価にかかわる検査について書いていきます。

 

【口腔衛生状態】

 舌苔が50%以上ついていると衛生状態不良です。

 

【口腔乾燥】

・口腔粘膜湿潤度を機械で計測します。27未満で口腔乾燥に該当します。

・唾液量が2g/2分以下で口腔乾燥に該当します。

 

【咬合力】

・咬合力検査を専用の機器で計測し、200N未満で咬合力低下に該当します。

・残存している歯の本数が20本未満で咬合力低下に該当します。

 

【舌口唇運動機能】

「パ」「タ」「カ」をそれぞれ連続して発音してもらい、1秒間に6回未満しか発音できない場合に低下に該当します。

 

【舌圧】

専用機器で計測し、30Pa未満で低舌圧に該当します。

 

【咀嚼機能】

・咀嚼能力検査で100mg/L未満で咀嚼機能低下に該当します。

・咀嚼能力スコア法という方法で、グミを細かく噛み砕いてもらいます。

スコアが02で低下に該当します。

 

【嚥下機能】

・嚥下スクリーニング検査で3点以上だと嚥下機能低下に該当します。

・質問へ答えていただき、3項目以上該当すると嚥下機能低下に該当します。

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