2026/06/15
歯科医院のお仕事は色々ありますが、そのすべてが歯科医師だけで出来るものではありません。今日は、診療のサポートや患者さんへの指導などで大活躍の歯科衛生士についての続きをお話しします。
【②歯科診療の補助】
歯科診療は、歯科医師を中心とした「チーム医療」として行われています。
その中で歯科衛生士は歯科医師の診療を補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当する等
歯科医師との協働で患者さんの診療にあたります。
・歯石の除去
・セメントの練和
・表面麻酔の塗布
・ホワイトニング
・詰め物の試適など
上記以外にも歯科診療補助の範囲は多岐にわたり、歯科診療を円滑に行うために大切な役割を果たしています。
また、歯科医師と患者さんとのコミュニケ-ションに配慮し、信頼関係にもとづく優しい歯科医療を行うためにも、
歯科衛生士の役割が期待されています。
【③歯科保健指導】
虫歯や歯周病は生活習慣病です。
そのため、治療よりも予防が大切で、患者さん自身が生活習慣を改善することが大切です。
それには正しい生活習慣やセルフケアを実行するための専門的な支援(指導)が不可欠です。
歯科保健指導は、幼児期から高年期までの各ライフステージにおいて、また、健康な人、病気や障害のある人など、
すべての人に必要な支援です。
その中で、歯磨き指導を中心とした歯口清掃法の指導は、セルフケアを専門的に支援する大切な仕事です。
また、寝たきり者や要介護者等に対する訪問口腔ケアも重視されています。
さらに、最近では、食べ物の食べ方や噛み方を通した食育支援、高齢者や要介護者の咀嚼や飲み込み力を強くする
摂食・嚥下機能訓練も新たな歯科保健指導の分野として注目されています。
口腔機能低下症や口腔機能発達不全症の方に、お口の機能向上のための運動を指導したりします。
いかがでしたか?次回は、歯科衛生士がおこなってはいけない「絶対的歯科医行為」に関してお話しします。
(2021年5月の記事を改稿しています)
