うがいで歯の汚れを取ろう

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 歯の汚れを取るには、ハミガキが一番大事。でも、それ以外にもおろそかにしてはいけないのがうがいです。皆さんは普段、どのようにうがいしているのでしょうか?

 

私が診療をしていて思うのは、口の中が汚れている人ほどハミガキだけでなくうがいが下手だな、ということです。特に最近の幼児~中学生くらいまでのお子さんが、口周りの筋肉が発達していないようで正しいうがいが出来ていないのです。

 

正しいうがいとは、口の中に水流を作って汚れを押し流すことです。ブクブクうがいのことですね。新型コロナウイルスのせいなのか、歯科医院で「うがいをしてください」というとガラガラうがいをする人がいます。それでは喉に近い部分はキレイになっても、歯についている汚れやハミガキ後ではがれた汚れは流せません。

 

まず、口に水を含みますが、あまり多すぎても少なすぎてもいけません。口を閉じて頬が少し膨らむくらいの量が良いでしょう。そうしたら歯を咬み合わせて、ブクブクと勢いよく歯と歯の隙間から水を出し入れするように動かします。頬を膨らませたりすぼませたりしましょう。また、水が歯茎と頬や唇の間にしっかり入り込む感覚を覚えてください。ブクブクするときに、鼻の下や下唇と歯茎の間にも水が入って膨らんでいますか?ちょっと面白いお顔になってしまいますが、どこまで水流が巡るかで汚れの落ち方が変わってきます。

 

お上品に片方の頬だけ少し膨らませてクチュクチュしているようでは全くキレイになりませんよ!うがいの下手な人は、歯の表面がざらついています。ハミガキをしてもあまり歯がキレイじゃない人は、うがいも練習してみてください。輝く歯が待っていますよ♪

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