寝ているあいだの歯ぎしりを治そう②

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今日は歯ぎしりの原因についてお話しします。  

 

【歯ぎしりの原因】

1. ストレス

人は、強いストレスを感じると無意識に体を揺らしたりします。体を動かすことでストレスを発散しているのです。歯ぎしりもその一種と考えられています。

2. 過度な集中

眠っているときだけでなく、日中にも気づかぬうちに歯を食いしばっていることがあります。仕事や運動など何かに集中しているときに起こりやすいのですが、過剰な力で歯を食いしばってしまうので、顔の筋肉が緊張し、頭痛や肩こりの原因になります。しかし日中の食いしばりは自分で気づくことができるため、意識してやめることも可能です。口元をリラックスさせるよう心がけましょう。

3. アルコールやタバコ

アルコールやタバコの影響で睡眠が浅くなり、歯ぎしりが起きている可能性があります。寝る前の過度の飲酒は睡眠の質を下げます。タバコに含まれるニコチンには覚醒作用があるため、やはり睡眠の質が低下します。結果として浅い睡眠が歯ぎしりを引き起こします。

4. 逆流性食道炎

これは私も知らなかったのですが、口の中が酸性に傾くと体がそれを中和させようと唾液を分泌するために歯ぎしりを起こすのだそうです。逆流性食道炎が治れば、この歯ぎしりも治ります。

5. 歯並び

歯並びが悪いことが歯ぎしりの原因になることがあります。歯並びが悪いことがストレスになって歯ぎしりが起きる場合があります。人の歯並びは、顎の成長や虫歯、そして歯周病でも変わっていきます。人の体は、歯並びがその環境で安定するように歯ぎしりによって調整するのです。食事をしているときに咬み合わせが悪いと感じたら、歯医者さんに相談しましょう。

 

以上が歯ぎしりの原因です。また、最近ではPCやスマートフォンを見る時間が長くなっているため、ブルーライトを浴びる時間も多くなっています。このブルーライトは脳を興奮させる作用があるので、睡眠の質が低下します。少なくとも寝る前の一時間は、脳を休ませるためにPCやスマートフォンを触らないようにしましょう。

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